さいたま市放射線測定結果(2016年10月11月)
2016年10月と11月に大宮・岩槻・浦和の各支部のまちづくり委員がさいたま市各所の放射線量を測定しました。
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=放射線測定を終えて=
まちづくり委員会 内田恵津子
東日本大震災、福島第一原発の水素爆発後、丸6年が過ぎました。
除染が進み帰還区域が増えていますが、政府や自治体の掛け声通りには帰還は進みません。
除染しても放射線量が年間積算20マイクロシーベルト(レントゲン技師や放射能関連の仕事をしている人の上限)のふるさとには戻りたくても戻れない人々がたくさんいます。
「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟(原告4000人)の裁判が3月21日に結審し、10月10日に判決があります。注目してください。
今回、緑区の大門公園で測定者が頭を抱えた場所がありました。地上1mで除染対象を大きく上回る数値が測定されたのです。その日は風が強く何度も測りましたが、その度に数値が上下したのです。
同じ場所の地上5cmは低い数値だったので、どこからか風で運ばれてきた可能性が高いです。測定では驚くことがたまにあります。
ご自宅の近くや、よく行く場所を探してみてください。また簡単な手続きで測定器を区役所で借りることが出来ますので、気になる場所を測定してみてください。