さいたま市放射線測定結果(2013年11月)

2013年11月に大宮・岩槻・浦和西・浦和東の各支部のまちづくり委員会がさいたま市各所の放射線量を測定しました。

クリックしてください。

〇放射線量測定データ 

https://club-urawa.sakura.ne.jp/shibu_report/2013/kensa-data-1.pdf

◇あとがきより◇

2013年11月5日(火)、まちづくり委員、支部委員、協力してくれた組合員の方々とさいたま市10区の公園や公共施設を中心にあちこちの放射線量を測りました。

昨年と同じ場所、昨年測れなかった場所を測りました。思わぬ所が高かくて、測定器の数値が止まらずにどんどん上がっていくのに不安を感じた所がありました。また、昨年とあまり変わらない線量に、放射能はなかなか減らないものだと思い知らされました。

昨年と今年を比べてみて感じたことは、草、土、砂利などに比べて、コンクリートや石や苔などの線量が高かったことです。これは、雨が降っても地下に吸収されにくい物に放射能がとどまっていると思われます。

測定は地上5㎝と1mを2回ずつ測り、平均値を出しました。

市の基準では地上5㎝で1マイクロシーベルト以上、1mで0,23マイクロシーベルト以上は「高い値」です。もし、高い値が出たら、市に連絡をし、市がもう一度測定して、なおかつ高い場合は除染することになっています。

全体では除染の対象になる所はありませんでしたが、武蔵浦和駅東口のスタバの前の植え込みが、地上1mで0,212マイクロシーベルトあり、市に連絡するかどうかの瀬戸際でした。昨年の数値は0,14マイクロシーベルトでしたので、まちづくり委員会では来年もう一度測ってみることにしました。同じ場所を測り続けてデーターを保存します。

昨年の測定で高い値(地上1.0mで0.327マイクロシーベルト)が出て除染した岩槻文化公園の村国池の西は囲いがしてあり、入れなくなっていたことをご報告します。

おおまかですが、去年と今年を支部ごとに棒グラフにして比較してみました。

〇地上メートルでの空間線量比較

https://club-urawa.sakura.ne.jp/shibu_report/2013/kensa-data-2.pdf

また、支部別の放射線量測定平均値や、公園で線量が高めに出た所も表にして載せました。

〇放射能測定データ比較資料

https://club-urawa.sakura.ne.jp/shibu_report/2013/kensa-data-3.pdf

なお放射線量測定器はさいたま市のどこの区役所でも借りられますので、気にかかる所があれば測ってみてください。今は3日間借りられます。

記:内田恵津子